2013年9月1日日曜日

五島夕焼けマラソン(ハーフ)に初参加.完走しました!

ブログ更新が少し面倒くさくなって,
ちょっと休憩...
という気持ちで放っておいたら,あっという間に3ヶ月以上が過ぎていた.
またブログ更新していこうと思うので,今日は先週出場してきた五島夕焼けマラソンについて


五島列島夕やけマラソン大会|長崎県五島市観光情報ポータルサイト






5月某日,後輩の出場宣言に安易に同調.
普段一緒にサッカーをしているカッター部OBの後輩二人と晩ご飯を一緒に食べた時に,
そのうちの一人から夕焼けマラソンのお誘いをもらった.
少し前からマラソンに対する興味があったのと,お酒の勢いもあり,
ハーフマラソンである夕焼けマラソンは入門に良いと思って,出場を決めた.

マラソンのノウハウお勉強.
今年の五島夕焼けマラソンは8月24日に開催されることになっていたので,まずはマラソンのセオリーを勉強して本番までの計画を練った
 参考資料は以下2点.

マラソン参加を宣言した時は少し体重が重かったので,お昼ご飯の分量を減らしたりしつつ7月末まで減量.
7月末までに3kg程度の減量に成功.
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練習は7月に入ってから週に1〜2回程度,5kmのコースを走った.
五島マラソンはアップダウンがあるコースだと事前に聞いていたので,坂のある水源地回りをコースに含めて距離を調整.

夏休みとかぶって体重調整が難しかった8月.
8月初旬は長大〜時津の往復で10kmのランを何度か行った.
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この頃は本当に暑い日が続いていたので,水分補給をしながらのランとなったのだが,
水を持って走る訳にもいかず,300円を持って,500mlのアクエリアスを2回補給するやり方を採用.
ただ,一度に500ml飲むと,動き出しでお腹がタポンタポンして落ち着くまでは辛かった.

8月中旬は夏休みをとって,嫁さんの実家,俺の実家などへ行き,暴飲暴食を繰り返したので体重キープが難しかった.
それでもランニンググッズを持参し,それぞれの場所で6-7kmのランを行った.

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ラスト3日で気をつけた事3つ
1.減量しない.
夏休みで増えた体重を落とす事も考えたが,急激な減量はむしろ当日の体調不良を招くリスクがあると思い,
食事制限は行わなかった.

2.カフェイン,アルコールの摂取を控え,豆乳を飲む.
カフェインやアルコールは利尿作用を促し,体内の水分蓄積量を減らすため,大会直前は飲まない方がよいとのこと.
コーヒー大好き,ビール大好きな俺としては辛かったが,初めてのマラソンだったので万全の体勢で挑むべく,採用.
豆乳を飲むと胃の調子が良くなり,お通じが良くなった.

3.疲労をためないように,最初の2kmを意識した練習だけ行う.
素人ランナーがしてしまいがちな間違いとしてレース序盤のオーバーペースが挙げられる.
なので,GPS機能付きの時計を使って時速10kmで2kmを練習した.
体力がたっぷりあるこの区間で時速10kmは遅すぎると感じるが,ここで他のランナーにつられ,早く走ってしまうと,
事前の走行プランが崩れて,中盤から修正が利かなくなりそうだったので,
本番はランナーに抜かれても,絶対に時速10kmで入るように意識.


8月24日本番当日 まさかのトラブル発生,朝のフェリーに乗れず
当初の予定では,
8:05長崎発,11:15福江着
のフェリーに乗るつもりだった.
フェリーは予約ができなかったので,少し早めに行ってチケットを購入しないといけないと思い,
7時頃フェリー乗り場に到着.

チケット売り場に行くと,
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え.....嘘ん....

次のフェリーは,
12:25長崎発,16:20福江着.
レーススタートが17:30なので,これではバタバタして良い状態でのぞめない!
そこで,急遽ジェットフォイルにグレードをアップして,キャンセル待ちを行う作戦に.

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キャンセル待ち番号は14番.
結論からいうと,16人キャンセルが出て,ぎりぎり乗れた!!
通常フェリーが3時間で長崎-福江を繋いでいるのだが,ジェットフォイルは約1時間半.
時間が2分の1になった分,値段は倍以上.
2520円→5970円の出費となった.

このへんのチケット購入に関しては,次回以降もう少し考えないといけない.

ありがたや,O山君と下見ドライブ
そんな訳で,7時40分に長崎を出発し,9時過ぎには福江着.
五島在住の学部時代からの友人O山君に事の経緯を説明し,9時半ごろ合流.
すると,O山君が事前にコースを車で案内してくれるとの神提案が.
ありがたや〜.
7〜8キロ地点に少し急な上り坂があり,その後平坦な道が続いた後,後半はまたアップダウンが少しあることを確認.
やはり前半は飛ばさない方が良さそうだと確信.
事前にこれを確認できたのはかなり大きかった.

五島ウドンでパワー全開
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ウドン+ご飯のW炭水化物でエネルギーチャージ

いざ,大会会場へ!
大会受付を済ませて,ゼッケンを受け取る.
O山君の家にお邪魔して,ゼッケンを本番用Tシャツに付ける.
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本番用TシャツはORIの前所長Tシャツ.
五島夕焼けマラソンは「九州本土で最後に沈む夕日を背に走ろう」というのがキャッチフレーズのようなので,
前所長にそれを浴びて頂こうと思いまして.

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いざ会場へ.
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気合いの入ったランナーが既にたくさん.

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レース開始!最初の2kmは慎重に.
参加人数が2500人を超え,混雑するので,スタートは目標タイム別で早い人順に並ぶシステムになっていた.
俺は2時間切りを目標にしていたのだが,少し前にいたほうがスムーズにスタートをきれるとのO山君のアドバイスに従い,
1時間半を目標とするグループのスタート位置に行った.
レース開始直後から,このグループはやはりかなり早いペースで走っていた.
俺は時計を見ながら時速10kmをキープしていたのだが,
どんどん抜かされてあっという間に2時間を目標とする人たちにも抜かされていった.
それでもちゃんとラップをきざめば2時間は切れると思っていたので焦りはなかった.
最初の2kmは時速10km,つまり1kmあたり6分でちゃんと走った.

2km〜6kmは割とフラットな道,ただし快晴の時は西日が体力を奪うかも.
2〜4kmは5:45/km,4〜6kmは5:30/kmと,2kmごとに1kmあたりの時間を15秒ずつ短縮した.
7-8km地点からアップダウンがあることがわかっていたので,そこまではこれまでの練習通りにペースをあげようと思った.
また,7〜8kmの坂でへたらない様に,その前にある給水所はすべて水を取り,5km地点でアミノ酸系の顆粒を飲んだ.
この区間は非常に楽に走る事ができた.
しかし,O山君曰く,一昨年の五島マラソン当日は快晴で,この区間は西を向いて走るので西日が暑く体力を奪われたとのこと.
確かに,今回は曇天だったから快適に走れたのかも.
この区間は天気によって,スポンジでアイシングをするかどうかなど,戦略を変えた方がいいかも.

6km〜8km,思ったよりも坂は大したことなかった.
コース全体の中で一番警戒していた7〜8kmにかけての坂は,思ったよりも大したことなかった.
事前にここに坂があることを見越した配分を出来ていた事と,
このあたりから前半飛ばしすぎた人が脱落しはじめて,どんどん順位を上げられたことも精神的に楽になった要因だと思う.

8km〜14km,淡々と5:30/kmのペースを守る.
このへんは給水所が3kmごとぐらいにしかないので,飲めるタイミングで必ず水を飲むことを心がけた.
五島マラソンは地域をあげて開催しているイベントなので,島民の方々が自主的に給水スタンドを作ってくれていて,
そこで飲めることもあった.
10kmあたりで2度目のアミノ酸系顆粒を摂取.
この区間も前半飛ばしすぎた人をどんどん抜け,そのせいで一時的にオーバーペースになってしまったので,
その後5:30/kmになるように心がけた.

14km〜18km,微妙なアップダウンに苦戦.足に疲労を感じるようになる.
このあたりから,自分と同じぐらいの実力のランナーのグループになり,あまり順位を上げられなくなった.
だから時計を見ながらちゃんとラップをきざもうと思ったのだが,細かいアップダウンがあって,
5:30を境に前後15秒ぐらい1kmあたりの所用時間が触れる様になっていた.
自分の走力が無意識に落ちてきているのか,単に坂の問題なのかで不安になって,少し精神的に辛かった記憶がある.
そしてこの辺で少し足に疲労感を感じる様になったので,
給水所では水分補給に加えてスポンジを受け取り,アイシングを行う様にした.

18km〜ゴールまで.親切なおっちゃんランナーに助けられる.
18kmあたりから,
「ラスト,ラストー!」
と,声援が飛ぶ様になってきた.
こっちとしては,「まだ3kmもあるやないか!お前も走ってみろ!」
とか思ったのだが,子どものハイタッチにも一通り応じつつ,アイシングしつつ走っていた.
が,20km付近の給水所でアイシング用の氷を受け損ねて,
「あ〜,ミスった〜」
と思っていたのだが,受け損ねるのを見ていたと思われるおっちゃんランナーが使い終わった氷を,
「最後頑張りましょう!」
って手渡してくれた.
NAKERU〜.
膝を少しアイシングした後,氷を一片頭にのせてキャップで蓋をした.
ラスト1kmは残された体力を全部使い切ろうとスパート.
最速のラップタイム4:50/kmでゴールを駆け抜けた.

時間は1時間54分.
目標にしていた2時間を切る事ができた.

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完走のご褒美は五島牛BBQ!!
五島夕焼けマラソンの楽しみの一つに完走した後の五島牛試食BBQがある.
走り終え,一段落した人からBBQへ.
食べられるお肉の量は制限されているが,百数十グラムぐらいは食べられるし,
走った直後なので,ちょうど良い感じだった.
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スタッフのお兄さんが焼いてくれる.
めちゃウマ!

打ち上げで五島のうまい寿司を
五島牛を頂いた後,O山家でシャワーを浴びて,これまた学部時代の同期で五島在住のM本君のお家へ.
彼も大会に参加していて,他の長大水産系のメンバーも集め,打ち上げをすることに.
ご飯はもちろん五島の海の幸.

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数日禁酒してた事もあって,ビールがうまい!

あらゆる手配をしてくれたO山君,打ち上げでお世話になったM本君,ありがとう!

帰りも混雑.往路復路とも移動方法は考えたほうがいい.
打ち上げ後,O山君宅で宿泊.
翌日曜日,往路の反省をいかし,出航の1時間半以上前に切符売り場へ.
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それでもこの行列.

何とか整理券をもらって無事チケットゲット.
しかし,ちょっとした誤算が.
チケットを買って一安心し,長崎チャンポンをすすっている間にフェリー乗り場前は大混雑.
早くフェリーに乗り込んで席を確保すべく,フェリー到着前からチケットを買った人が並んでいたのだ.
完全に遅れをとった俺は,結局席を確保できず,帰りの4時間フェリーの中で立ちっぱなし 泣
幸い,前日の疲労はほとんどなかったので良かったが,
疲労困憊で帰る人にとっては4時間立ちっぱなしは相当きついと思う.中には通路でへたり込む人も多数いた.
席確保のための乗り場前並びもちゃんとしたほうがいいと思う.
何人かで行っているのなら,乗り場前で並んでから,その場所を確保しつつ,順番にお土産を買うなど工夫しないと,
みんなでお土産を買って,乗り場前にいったのでは遅いかもしれない.
気をつけましょう.

1 件のコメント:

  1. 遊び全開!充実やねえ。お仕事もこの調子で、と言いたいところですが、まあ、よか、よか。来年も挑戦するのかな。
    五島に行ってみたいとずっと思っているのですが、まだ果たせません。関西からは飛行機がいいのかな。慧が初めての五島で「商い中」を「うらないちゅう」と読んだ時から、なにか縁を感じていたけれど、まさか五島を走るとはねえ。久々に読み応えのあるブログに、こちらも元気をもらいました。

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